社長と社員の退職金を賢く積立てませんか?

企業型確定拠出年金とは

企業型確定拠出年金は従業員の退職後の資金として、企業が毎月一定額を拠出し、その資金を運用して形成される年金制度です。拠出された資金は、従業員が選んだ投資商品で運用されます。従業員が一定の年齢に達した際に、積み立てられた資産を受け取ることができます。

企業型確定拠出年金は、中小企業においても財務負担を抑えながら従業員の福利厚生を充実させる有効な手段です。従業員のキャリア形成と資産形成をサポートし、企業の競争力強化にも寄与するため、導入をおすすめします。

実は、企業型確定拠出年金は従業員だけでなく、社長や役員の退職金の積み立てとしてもメリットが大きい制度です。全額損金で老後資金を積み立てることができます。

企業型確定拠出年金(DC)を導入するメリット

会社側のメリット

  1. 財務計画の安定性:確定拠出型なので退職金支払いに関する費用が予測可能になり、企業の財務計画が安定します。積立不足が発生するリスクがありません。
  2. 人材の確保と定着:魅力的な退職金制度は、優秀な人材を引き付け、定着させる効果があります。
  3. 運営の簡素化:従来の退職金制度に比べて、管理・運営が容易で、コスト削減にもつながります。
  4. 税制上の優遇:企業の掛金は全額経費として計上でき、税負担の軽減に役立ちます。
  5. 社会保険料の低減:選択制を導入する場合、社会保険料の会社負担分の低減につながります。

社員側のメリット

  1. 資産形成の機会:自分で選んだ投資商品で資産運用ができ、将来に向けた資産形成が可能です。
  2. ポータビリティ: 転職時にも持ち運びが可能で、複数の企業を渡り歩く現代のキャリア形成にマッチしています。
  3. 節税効果:選択制を導入する場合、所得税や住民税の節税となります。
  4. 社会保険料の効果:選択制を導入する場合、社会保険料の従業員負担分の低減につながります。

選択制の企業型確定拠出年金とは

選択制の企業型確定拠出年金は、従業員が自ら選んで加入する制度です。企業は従業員に選択肢を提供し、従業員は自分のライフプランや投資への関心に応じて参加を決定します。給与の一部を掛金として拠出することで、その部分については、所得税や住民税、社会保険料の対象外となります。この制度は、従業員一人ひとりのニーズに合わせた柔軟な福利厚生を実現することができ、個々の従業員の自立した資産形成を促進します。

3つの制度設計例

  1. 選択制
    給与の一部を確定拠出年金として掛金を積み立てるか、給与として受け取るかを従業員が選択します。加入者の積み立てる掛金は全額非課税、社会保険料算定の対象からも外れます。
  2. 給与に上乗せして会社が支給
    退職金として全額会社負担で掛金を積み立てます。退職金制度として、役職や等級ごとに掛金を設計するなど、貢献度に応じた設計も可能です。
  3. 給与に上乗せ支給+選択制
    1と2の併用です。選択制を併用し、会社から支給される掛金に上乗せすることでより多くの年金資産を積み立てできます。1と2合わせて月額最大55,000円まで積み立てできます。

企業型と個人型(iDeCo)との違い

55,000円まで掛けられて社会保険料対象外。やるなら企業型がお得!

個人型確定拠出年金企業型確定拠出年金
通称iDeCo(イデコ)企業型DC
掛金拠出個人が拠出会社が拠出
掛金上限額23,000円55,000円
社会保険料対象対象外
手数料個人負担会社負担

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